広島芸術学会
芸術展示〈制作と思考〉 第12回展


Sweet Home
家庭

美学



2021年03月16日 |火| - 03月21日 |日|

会期中無休 入場無料
開館時間|9:00ー17:00
※3月19日(金)は19:00まで

会場|広島県立美術館 地階 県民ギャラリー(4室・5室)


出展作家
岡 孝博    小田 茂一    草地 里帆    
越川 道江    才田 博之    田川 久美子    
千田 禅    根木 逹展    范 叔如    
平野 邦明    広田 和典    船田 奇岑    
三浦 実一    藪野 圭一(広島芸術学会会員)    
手嶋 勇気    中山 いくみ(ゲスト作家)


不在の存在論


展覧会概要

地域に根差した学会として、広島芸術学会は1996年以来、隔年で「芸術展示」を開催してきました。このたび開催する「Sweet Homeー家庭の美学」は、依然、新型コロナウイルスの感染拡大が続く今日において、私たちの生活に根差す場所である「家」に着眼して、芸術的な感性で捉えた作品をご紹介します。
ウイルスという外敵から身を守るものとしてマスクの着用が習慣化したように、「外」と距離を保つための施策ー緊急事態宣言の発令や、テレワークの普及、海外へ/からの渡航制限は、家庭内での生活時間を増やし、「家」に対する私たちの考え方を緩やかに変容させたと言えます。
家=Homeという言葉には、家庭、家族、故国、原産地、宿泊所、療養所など多様な意味が見られます。
また、フロイトの示唆を借りれば、「家」は、慣れ親しんだものであると同時に隠匿された不気味なものであるかもしれません。
コロナ禍の下、16名の作家それぞれが考え、表現した「家」の在り様をぜひご覧ください。


主催/広島芸術学会



    広島県立美術館県民ギャラリー

    ◯ 広島県立美術館県民ギャラリー
    開館時間: 9:00~17:00 ※3月19日(金)は19:00まで
    〒730-0014 広島市中区上幟町2-22
    TEL : 082-221-6246
    http://www.hpam.jp/


広島芸術学会について


広島芸術学会は「市民に開かれた学会」をモットーとして、1987年に設立されました。その基本精神は、次の3項に要約できます。
|1|市民、作家、研究者に等しく開かれた学会であること。
|2|芸術の諸ジャンル、美術、音楽、文芸、建築、デザイン、工芸、演劇等を網羅し、創作的実践と学術研究の相互啓発を目指すこと。
|3|地域の閉鎖性を脱し、広く国内外のネットワークを築くこと。

年次大会、定期例会の開催、年報『藝術研究』と会報の発行のほか、芸術展示を隔年で継続的に行っています。


広島県立美術館県民ギャラリーマップ





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